東京23区 「江戸近郊道しるべ、八八幡詣」 メトロで巡る、村尾嘉陵の八八幡詣
200年前の江戸で、日帰り紀行文を数多く記した村尾嘉陵(かりょう)。その紀行文「江戸近郊道しるべ」の中にある「八八幡詣(ややはたもうで)」は江戸庶民に人気の参拝コースだった。市谷・早稲田・杉並・千駄ヶ谷・渋谷・高輪・神谷町・深川にある八つの八幡宮を一日で回るのだから、当時の人はかなりの健脚だ。現代人の私たちは、地下鉄を利用して巡ってみよう。
0自宅最寄りの地下鉄駅で、「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券(¥900)」を購入
東京都千代田区五番町
自宅最寄りの地下鉄駅で、「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券(¥900)」を購入する。(券売機で購入できる)
メトロ南北線と有楽町線「市ヶ谷駅」・都営新宿線「市ヶ谷駅」
東京都千代田区五番町
メトロ南北線と有楽町線「市ヶ谷駅」下車→JR中央・総武線方向に進み、九段方面改札を出て、出口4へ。
都営新宿線「市ヶ谷駅」下車→市ヶ谷橋方面改札を出て、出口4へ
都営新宿線「市ヶ谷駅」下車→市ヶ谷橋方面改札を出て、出口4へ
「市谷亀岡八幡宮」へ
出口4を出て直進する。
市ヶ谷橋を渡り、信号で横断歩道を渡ってから左に進む。
少し先、右側に神社の入り口がある。
市ヶ谷橋を渡り、信号で横断歩道を渡ってから左に進む。
少し先、右側に神社の入り口がある。
1「一番・市谷亀岡八幡宮」スタートはここから
東京都新宿区市谷八幡町
村尾嘉陵は天保2年6月9日(西暦1831年7月17日)の夜が明けたころ(夏なので午前5時頃と思われる)ここに来た。当時の住まいは三番町(現在の千代田区九段南)にあったので、最初は市ヶ谷からということになる。この八幡宮は太田道灌が文明11(1479)年に鎌倉の鶴岡八幡宮から分祀したと伝わる。元は市谷御門の近くにあったが、寛永13(1636)年に現在地に移された。
「左内坂」へ
石段を上がり本殿前に行く。
本殿を右に回り込み、裏手に進む。
通路の突き当りを右折、さらに先を右折する。
階段を下りて左折し、直進する。
突き当りの道が「左内坂」。
本殿を右に回り込み、裏手に進む。
通路の突き当りを右折、さらに先を右折する。
階段を下りて左折し、直進する。
突き当りの道が「左内坂」。
「メトロ南北線・市ヶ谷駅」へ
「左内坂」。ここを右折して坂を下る。
大通りに突き当たったら左折する。
少し先左側にある地下鉄エレベーター入口から入る。
大通りに突き当たったら左折する。
少し先左側にある地下鉄エレベーター入口から入る。
2メトロ南北線「市ヶ谷駅」
東京都新宿区市谷田町一丁目
メトロ南北線「市ヶ谷駅」 エレベーター口
メトロ東西線「早稲田駅」へ
エレベーターを降りたら、南北線改札に向かう。
南北線・市ヶ谷駅の改札に入り、ホームに向かう。(途中に江戸歴史散歩コーナー展示がある)
3赤羽・岩淵方面行きホームから乗車する。
飯田橋駅で降り、ホーム前方に進み、中央改札を出て、東西線乗り換え案内に従って進む。
東西線改札に入り、すぐ右横の階段を下りて2高田馬場・中野・三鷹方面ホームから乗車する。
南北線・市ヶ谷駅の改札に入り、ホームに向かう。(途中に江戸歴史散歩コーナー展示がある)
3赤羽・岩淵方面行きホームから乗車する。
飯田橋駅で降り、ホーム前方に進み、中央改札を出て、東西線乗り換え案内に従って進む。
東西線改札に入り、すぐ右横の階段を下りて2高田馬場・中野・三鷹方面ホームから乗車する。
3メトロ東西線「早稲田駅」
東京都新宿区馬場下町
早稲田駅で降り、早稲田大学・穴八幡方面改札を出て、出口2へ向かう。
「穴八幡宮」へ
出口2を出て左に進む。
交差点「馬場下町」の角に穴八幡宮の鳥居がある。
鳥居を入り、階段を上がって隋神門をくぐり本殿に進む。
交差点「馬場下町」の角に穴八幡宮の鳥居がある。
鳥居を入り、階段を上がって隋神門をくぐり本殿に進む。
4「二番・穴八幡宮」再建され新しくなった
東京都新宿区西早稲田二丁目
嘉陵が付記した地図では「高田穴八幡」となっている。嘉陵は隋神門(光寮門)の西に鐘楼があると書いているが、現在は鼓楼が建てられている。古い石灯籠や当時本殿の右にあったという東照宮はない。安政元年(1854)の青山火事や昭和20(1945)年の戦災によって多くを焼失しているためだ。西隣にある別当寺(放生寺)横の崖には、神像が見つかったという穴があった。嘉陵も見に行ったその場所には現在「出現殿」が建てられている。嘉陵はここで五つの鐘(夏なので午前7時頃)を聞いている。
「諏訪通り」へ
本殿から隋神門まで戻る。(門はくぐらない)
隋神門の右奥にある下り階段を下りる。右に見える建物が出現殿だ。
通りに出たら右に進む。
隋神門の右奥にある下り階段を下りる。右に見える建物が出現殿だ。
通りに出たら右に進む。
「南栄荘」へ
次の信号手前、ガソリンスタンド横の右に分かれる道を進む。(こちらが旧道)
元の道と再び合流したら直進する。
信号を越えて直進する。
右側に斜めに入る道(旧道)を進む。
少し先、丁字路の角にレトロな木造アパートが立っている。
元の道と再び合流したら直進する。
信号を越えて直進する。
右側に斜めに入る道(旧道)を進む。
少し先、丁字路の角にレトロな木造アパートが立っている。
a南栄荘
東京都新宿区西早稲田二丁目
築80年の木造アパート。建てられたのは戦前で、空襲でも焼けずに残った。学生の下宿アパートだが、近年は映画やテレビドラマの撮影にもよく使われている。訪れるファンも多いらしい。
「メトロ副都心線・西早稲田駅」へ
元の道を直進すると、大通りと合流するのでさらに直進。
信号「諏訪町」で大通りを渡ってから右折する。
すぐ先にメトロ副都心線・西早稲田駅の入り口がある。
信号「諏訪町」で大通りを渡ってから右折する。
すぐ先にメトロ副都心線・西早稲田駅の入り口がある。
5メトロ副都心線「西早稲田駅」
東京都新宿区高田馬場一丁目
2番出入口
「東京メトロ丸ノ内線・方南町駅」へ
南北線・西早稲田駅の改札に入る。
1渋谷方面行きホームから乗車する。
新宿三丁目駅で降り、ホーム後方の突き当りまで行った所にある階段へ向かう。
メトロ丸の内線方向へ案内に従って進む。
丸の内線、1新宿・中野坂上・荻窪方面行きホームから乗車する。
中野坂上駅でホーム反対側の方南町行き車両に乗り換える。
1渋谷方面行きホームから乗車する。
新宿三丁目駅で降り、ホーム後方の突き当りまで行った所にある階段へ向かう。
メトロ丸の内線方向へ案内に従って進む。
丸の内線、1新宿・中野坂上・荻窪方面行きホームから乗車する。
中野坂上駅でホーム反対側の方南町行き車両に乗り換える。
6東京メトロ丸ノ内線「方南町駅」
東京都杉並区堀ノ内一丁目
方南町駅で降り、西改札を出て、出口1へ向かう。
「堀之内橋」へ
出口1を左に進む。
左側一本目を左折する。
道なりにしばらく進み、善福寺川に架かる堀之内橋手前を左に進む。
左側一本目を左折する。
道なりにしばらく進み、善福寺川に架かる堀之内橋手前を左に進む。
「大宮八幡入口」へ
川に沿って進み、次の本村橋のところで斜め左のまっすぐな道を進む。
しばらく直進し、大通りの信号に突き当たったら右に進む。
「鞍掛の松」へ
すぐ次にある信号「大宮八幡入口」で、右にある脇道(参道)を直進する。
左側一本目の横道の角に松の木がある。
左側一本目の横道の角に松の木がある。
b鞍掛の松
東京都杉並区大宮一丁目
平安時代の武将である源義家が奥州遠征の際にここに立ち寄り、枝に馬の鞍を掛けたという伝承のある松だ。嘉陵が訪れた当時は松の古木が2本だけ残っていて、その一つが鞍掛の松だと書かれている。現在の松は代替わりしたもの。
「大宮八幡宮」へ
さらに参道を直進すると、大宮八幡宮の正面入口に出る。
一の鳥居をくぐり、森の中をさらに進むと本殿がある。
一の鳥居をくぐり、森の中をさらに進むと本殿がある。
7「三番・大宮八幡宮」源氏ゆかりの古社
東京都杉並区大宮二丁目
平安時代後期、源頼義が奥州遠征でここに立ち寄った時、白い雲が大空に漂ったのを見て「源氏の白旗が天にたなびくのは吉兆だ」として勝利を祈願したという。戦いに勝ち帰還した頼義はこの地に八幡神を祀ったと伝わる。頼義の子である義家も奥州遠征の時ここに立ち寄り戦勝祈願をしている。義家は境内に千本の松の苗木を植えたという。その松は寛永寺の根本中堂を建立する際に伐採されて使われたと嘉陵は記している。
「メトロ丸の内線・方南町駅」へ
一の鳥居を抜けて、来た道を戻る。
信号「大宮八幡入口」を過ぎてさらに直進する。
しばらく直進し、信号「方南町交差点」を左折すると丸の内線・方南町駅の入り口がある。
信号「大宮八幡入口」を過ぎてさらに直進する。
しばらく直進し、信号「方南町交差点」を左折すると丸の内線・方南町駅の入り口がある。
8東京メトロ丸ノ内線「方南町駅」
東京都杉並区堀ノ内一丁目
丸の内線・方南町駅改札に入り、次発電車に乗る。
「都営大江戸線・代々木駅」へ
中野坂上駅で降り、大江戸線乗り換え案内に従い、いったん改札を出て大江戸線改札に向かう。
大江戸線改札に入る。
1都庁前・六本木・飯田橋方面行きホームから乗車する。
大江戸線改札に入る。
1都庁前・六本木・飯田橋方面行きホームから乗車する。
9都営大江戸線「代々木駅」
東京都渋谷区代々木一丁目
代々木駅で降り、JR山手線・中央総武線方面改札を出る。
出口A2に向かう。
出口A2に向かう。
「青山街道踏切」へ
出口A2を左に進む。
横断歩道を渡り、交番の前を通過して先に進む。
青山街道ガードをくぐると、踏切がある。
横断歩道を渡り、交番の前を通過して先に進む。
青山街道ガードをくぐると、踏切がある。
c青山街道踏切
東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目
山手貨物線の踏切で、現在は埼京線や湘南新宿ラインなどの線路を渡るためのものだ。嘉陵は甲州街道を横切り、代々木村を通って井伊掃部頭の屋敷付近に来ているので、おそらくこの辺りを通っていると思われる
「北参道交差点」へ
踏切を渡って直進する。
信号「北参道」の交差点を斜めに横切るように続いているまっすぐな道を進む。
信号「北参道」の交差点を斜めに横切るように続いているまっすぐな道を進む。
「鳩森八幡神社」へ
真っすぐな道をそのまましばらく直進する。
信号「鳩森八幡前」まで行くと、神社の大鳥居がある。
10「四番・鳩森八幡神社」千駄ヶ谷の鎮守
東京都渋谷区千駄ヶ谷一丁目
「道しるべ」に付記された地図には「千駄ヶ谷八幡」と表記されている。嘉陵が訪れた時は火事で社殿等を失っており、再建が始まるところだった。ここでは富士塚を見ただけで早々に次に向かっている。鳩森八幡の歴史は古く、今から1000年以上前の神亀年間とも貞観年間ともいわれる。この地からたくさんの白い鳩が西に飛び立ったのを見た村人が、森の中に小さな祠を建てたのが始まりと伝わる。
「明治通り」へ
鳩森八幡の大鳥居を出て、左後方に続く道を進む。
しばらく直進し、信号のある十字路を右折して進む。
しばらく直進し、信号のある十字路を右折して進む。
「メトロ副都心線・北参道駅」へ
大通りと合流してさらに直進する。
右側にメトロ副都心線・北参道駅の入り口がある。
右側にメトロ副都心線・北参道駅の入り口がある。
11メトロ副都心線「北参道駅」
東京都渋谷区千駄ヶ谷三丁目
2番出入口から副都心線・北参道駅改札に入る。
「メトロ副都心線・渋谷駅」へ
1渋谷方面行きホームから乗車する。
12メトロ副都心線「渋谷駅」
東京都渋谷区渋谷二丁目
渋谷駅で降り、出口C1方向へ進み、渋谷ヒカリエ方面改札を出て、出口C1へ向かう。
「金王八幡宮」へ
上りの坂道をしばらく進み、右側3本目の横道に入る。
突き当りを左折すると、左側に八幡宮へ入る階段があるので上がる。
本殿前まで進む。
突き当りを左折すると、左側に八幡宮へ入る階段があるので上がる。
本殿前まで進む。
13「五番・金王八幡宮」ビルに囲まれた緑の森
東京都渋谷区渋谷三丁目
この地を所領としていた渋谷氏が八幡神を祀ったのがはじまりと伝わる。その渋谷氏の一族である金王丸は保元・平治の乱で活躍し名声を得た。一族の守護神社である八幡宮に金王丸の名を冠したのが金王八幡宮だ。嘉陵は「道しるべ」の中で、この辺りには松の木が多く境内にも大木があると書いている。今でも大きな樹があり、その雰囲気を感じることができる。
「六本木通り」へ
本殿正面にある門をくぐって外に出る。
階段を下りて道路に出たら、すぐ左折して進む。(大鳥居の方には行かない)
大通り(六本木通り)に突き当たったら左折して進む。
階段を下りて道路に出たら、すぐ左折して進む。(大鳥居の方には行かない)
大通り(六本木通り)に突き当たったら左折して進む。
「渋谷アクシュ」へ
下り坂の途中にある信号で、大通り(六本木通り)を渡って反対側に行く。
渡ったら左に進み、先に見える歩道橋の階段を上がる。
階段を上がったら左に進み、そのまま直進してビル(渋谷アクシュ)を通り抜ける。
「メトロ銀座線・渋谷駅」へ
2つ目のビルに入る手前、左にある階段を下りる。
そのまま直進してビル(ヒカリエ)に入る。
20mほど先右側にあるメトロ銀座線連絡口(ガラス扉・見落としやすいので注意)に入る。
階段を下りるとすぐ左に改札がある。
そのまま直進してビル(ヒカリエ)に入る。
20mほど先右側にあるメトロ銀座線連絡口(ガラス扉・見落としやすいので注意)に入る。
階段を下りるとすぐ左に改札がある。
14メトロ銀座線「渋谷駅」
東京都渋谷区渋谷二丁目
メトロ銀座線・渋谷駅改札からホームに向かい、次発電車に乗る。
「メトロ南北線・白金高輪駅」へ
溜池山王駅で降り、南北線乗り換え案内に従って進む。
南北線・溜池山王駅、4目黒方面行きホームから乗車する。
南北線・溜池山王駅、4目黒方面行きホームから乗車する。
15メトロ南北線「白金高輪駅」
東京都港区高輪一丁目
白金高輪駅で降り、改札を出たら左にあるエスカレーターで出口2へ向かう。
「魚籃寺」へ
出口2を出て直進する。
信号「魚籃坂下」で、直進方向に渡ってから右折し魚籃坂を上がる。
坂の途中に魚籃寺がある。
信号「魚籃坂下」で、直進方向に渡ってから右折し魚籃坂を上がる。
坂の途中に魚籃寺がある。
d魚籃寺
東京都港区三田四丁目
本尊の魚籃観世音菩薩は、魚を入れた竹かごを右手に下げた姿をしている。普段は秘仏だが、毎年5月の第2土曜日に御開帳される。嘉陵はこの寺に立ち寄り、参拝をしてから先に進んだ。
「伊皿子坂」へ
魚籃寺を出て、さらに坂を上がって進む。
信号「伊皿子」で交差点の対角線側に渡ってさらに直進する。
坂道を右にカーブしながら進む。
信号「伊皿子」で交差点の対角線側に渡ってさらに直進する。
坂道を右にカーブしながら進む。
「泉岳寺」へ
次の信号を右折すると寺がある。
16「泉岳寺」忠臣蔵ゆかりの寺
東京都港区高輪二丁目
浅野内匠頭と赤穂浪士の墓があることで知られる寺だ。嘉陵はこの寺に立ち寄り、四十七士の墓と堀部安兵衛の妻・妙海禅尼の墓にお参りをしている。妙海禅尼の墓は、四十七士の墓所前の石段右側にある。二つ並んだ墓石の右側、仏の像が彫られている方だ。ただ、妙海禅尼は堀部安兵衛の妻を詐称していたことが後年明らかになった。
「高輪大木戸跡」へ
泉岳寺を出て直進する。
大通り(第一京浜)を左折して進む。
しばらく直進し、高輪大木戸跡を過ぎてさらに直進する。
大通り(第一京浜)を左折して進む。
しばらく直進し、高輪大木戸跡を過ぎてさらに直進する。
17「御田八幡神社」へ
東京都港区高輪二丁目
泉岳寺を出て直進する。
大通り(第一京浜)を左折して進む。
しばらく直進し、高輪大木戸跡を過ぎてさらに直進する。
高輪郵便局の先に神社の入り口がある。
大通り(第一京浜)を左折して進む。
しばらく直進し、高輪大木戸跡を過ぎてさらに直進する。
高輪郵便局の先に神社の入り口がある。
18「六番・御田八幡神社」1000年以上前から続く神社
東京都港区三田三丁目
「道しるべ」には「田町薭田(ひえだ)の神社」とも書かれている。訪れた当時、鳥居に旭耀山と書かれた扁額があったらしいが今は無い。社は小高い場所に東を向いて建っていて、煌めく海が見えるという当時の状況も想像できる。嘉陵はここで涼しい風に吹かれながらしばし暑さを忘れて休憩した。
「水野監物邸跡」へ
御田八幡神社前の大通りに出たら、左に進む。
交差点「札の辻」の横断歩道を渡って左折する。
信号「三田三丁目」を越えて直進する。
次の信号「三田二丁目」の右側にある「慶応仲通り商店街」に入る。
商店街を直進した先、右に曲がる角の植え込み裏側に説明板が立っている。
交差点「札の辻」の横断歩道を渡って左折する。
信号「三田三丁目」を越えて直進する。
次の信号「三田二丁目」の右側にある「慶応仲通り商店街」に入る。
商店街を直進した先、右に曲がる角の植え込み裏側に説明板が立っている。
e水野監物(けんもつ)邸跡
東京都港区芝五丁目
かつてこの辺りに岡崎藩水野家の屋敷があった。水野家の屋敷は泉岳寺に墓所がある赤穂浪士のうち、間十次郎・奥田貞右衛門ら9人が切腹した場所である。実際の場所は50mほど北だったそうだ。置かれている石灯籠などは後年のものと伝わる。
「都営三田線三田駅」へ
水野監物邸跡の角を右に曲がり、商店街を出てさらに直進する。
「田町駅西口」で大通り(第一京浜)を左に進む。
次の信号「芝五丁目」手前左側に地下鉄の入り口があるので入る。
都営三田線方向案内に従って進む。
「田町駅西口」で大通り(第一京浜)を左に進む。
次の信号「芝五丁目」手前左側に地下鉄の入り口があるので入る。
都営三田線方向案内に従って進む。
19都営三田線「三田駅」
東京都港区芝五丁目
A7出入口から都営三田線・三田駅の改札に入る。
「都営三田線・御成門駅」へ
4日比谷・巣鴨・西高島平方面ホームから乗車する。
20都営三田線「御成門駅」
東京都港区芝公園三丁目
御成門駅で降り、港区役所・東京タワー方面改札を出て、出口A1へ向かう。
「御成門」へ
出口A1を左に進み、すぐ前の交差点は渡らずにすぐ左折する。
少し先、左側に門がある。
少し先、左側に門がある。
f御成門
東京都港区芝公園三丁目
将軍が増上寺に参詣する際に使われた門である。元々はここより少し北の、御成門交差点にあったが、明治25年の道路工事の際に現在地に移設された。戦災を逃れた門の一つだ。
「東京タワー」へ
門を過ぎてさらに直進する。
左にカーブするように進み、信号「東京タワー前」で右折してタワーの下に行く。
左にカーブするように進み、信号「東京タワー前」で右折してタワーの下に行く。
g東京タワー
東京都港区芝公園四丁目
昭和33(1958)年に開業。正式名称は日本電波塔で、東京タワーは通称である。来日外国人観光客定番の観光スポットになっている。
「西久保八幡神社」へ
タワーの前にある横断歩道で道路の反対側に渡り、さらに直進する。
2つ目の信号「飯倉」交差点を右折して進む。
次の信号「麻布台一丁目」で大通りを渡る。
渡って右に進むと、すぐ先に神社の入り口がある。
2つ目の信号「飯倉」交差点を右折して進む。
次の信号「麻布台一丁目」で大通りを渡る。
渡って右に進むと、すぐ先に神社の入り口がある。
21「七番・西久保八幡神社」新境内はすっきり広々
東京都港区虎ノ門五丁目
嘉陵は子供の頃に近くの田村小路(たむらこうじ)に住んでいて、ここに相撲見物に来たことがあると書き記している。毎年旧暦8月15日に相撲大会が開催されていたらしい。令和3(2021)年に境内の整備事業が完成して新しくなった。境内の木々の多くが伐採され、緑に包まれていた昔の面影は残っていない。
「メトロ日比谷線・神谷町駅」へ
神社を出て、左に進む。
麻布台ヒルズガーデンプラザAの前にメトロ入口があるが通過する。
すぐ先左側に、メトロ日比谷線・神谷町駅入口がある。
麻布台ヒルズガーデンプラザAの前にメトロ入口があるが通過する。
すぐ先左側に、メトロ日比谷線・神谷町駅入口がある。
22メトロ日比谷線「神谷町駅」
東京都港区虎ノ門五丁目
2番出入口から日比谷線・神谷町駅改札に入る。
「メトロ東西線・門前仲町駅」へ
2霞が関・銀座・上野・北千住方面行きホームから乗車する。
茅場町駅で降り、東西線乗り換え案内に従って進む。
東西線ホーム、3東陽町・西船橋・東葉勝田台・津田沼方面行きに乗車する。
茅場町駅で降り、東西線乗り換え案内に従って進む。
東西線ホーム、3東陽町・西船橋・東葉勝田台・津田沼方面行きに乗車する。
23メトロ東西線「門前仲町駅」
東京都江東区富岡一丁目
門前仲町駅で降り、富岡八幡宮方面改札を出て、出口1に向かう。
「富岡八幡宮」へ
出口1を出て、左に進む。
信号を越えて直進すると、左側に神社の入り口があるので入る。
参道を進むと、数段の階段がありその先に本殿が見える。
信号を越えて直進すると、左側に神社の入り口があるので入る。
参道を進むと、数段の階段がありその先に本殿が見える。
24「八番・富岡八幡宮」八八幡詣のゴール
東京都江東区富岡一丁目
寛永4(1627)年の創建と伝わり、通称で深川八幡ともよばれている。江東区南砂にある富賀岡八幡宮から分祀されたという説もあるが、富岡八幡宮はこのことを認めていない。江戸時代に勧進相撲の興業が行われていたこともあり、大相撲との関係も深い神社だ。嘉陵がここに到着したのは「申の半刻」(夏なので午後5時過ぎと思われる)と書かれている。スタートから12時間歩きとおした脚力には驚くばかりだ。時に嘉陵71歳である。
「メトロ東西線/都営大江戸線・門前仲町駅」へ
八幡宮の本殿から参道を戻り、階段を下りたところを右に進む。
西鳥居から外に出て直進方向に進む。
二つ目の十字路を左折、深川不動参道商店街(御利益通り)を進む。(右折すると深川不動へ)
大通りに出てすぐ左に東西線/都営大江戸線・門前仲町駅の入り口がある。
西鳥居から外に出て直進方向に進む。
二つ目の十字路を左折、深川不動参道商店街(御利益通り)を進む。(右折すると深川不動へ)
大通りに出てすぐ左に東西線/都営大江戸線・門前仲町駅の入り口がある。
25東京メトロ東西線/都営大江戸線「門前仲町駅」
東京都江東区富岡一丁目
1番出入口