港区 「南麻布」アートな大使館と旧跡をめぐる
寄り道散歩 (2025/01/15 09:12)
西麻布や麻布十番ほどメジャーではないがインターナショナル。麻布台や元麻布のようなヒルズはないけど緑が多い。閑静でおしゃれな街、南麻布を歩いてみよう。
0東京メトロ日比谷線「広尾駅」出発
東京都渋谷区広尾五丁目
中目黒方面1番ホームの場合:天現寺方面改札を出て出口1へ、地上に出て左に進み信号を左折。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:09)
東京メトロ日比谷線「広尾駅」北千住方面2番ホームの場合
東京都渋谷区広尾五丁目
北千住方面2番ホームの場合:天現寺方面改札を出て出口2へ、地上に出て右前方の横断歩道を渡って直進。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:10)
道案内 「木下坂」へ
「木下坂」へ
信号を左折したら、そのまま直進する。
左手一本目の道を入ると商店が並ぶ上り坂になる。
左手一本目の道を入ると商店が並ぶ上り坂になる。
曲がって(または信号を渡って)まっすぐ進む
左斜めに入って進む
1「木下坂」表示柱の先も続く坂道
東京都港区南麻布五丁目
少し上り坂になっており、もともとこのあたりからが「木下坂」とよばれる長い坂道のはじまりと思われる。江戸時代この近くに、備中足守(あしもり)藩木下家の藩邸があったことが名前の由来だ。坂の途中に坂名表示柱が立っているが、坂はその先の愛育病院前信号まで続く。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:14)
道案内 「ノルウェー王国大使館」と「スイス大使館」へ 見どころポイント有り
「日本東京神殿」へ
直進すると大通りと合流する。
しばらく進むと、末日聖徒イエス・キリスト教会の「日本東京神殿」が見えてくる。
しばらく進むと、末日聖徒イエス・キリスト教会の「日本東京神殿」が見えてくる。
そのまま坂道を進んでいく
a日本東京神殿
東京都港区南麻布五丁目
キリスト教の一派である末日聖徒イエス・キリスト教会が設立した教会である。白を基調とした外観が美しい。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:15)
「ノルウェー王国大使館」と「スイス大使館」へ
日本東京神殿の前を左折し横道に入る。
奥まで進むと左側にノルウェー王国大使館があり、右側にスイス大使館がある。
奥まで進むと左側にノルウェー王国大使館があり、右側にスイス大使館がある。
左に曲がって進む
進んで行くと左側に工事中の建物が見えてくる
2「ノルウェー王国大使館」叫びで記念撮影
東京都港区南麻布五丁目
正門左の白壁に、ノルウェーを代表する画家ムンクの「叫び」が描かれている。ただこの絵は背景だけが描かれており、絵の前に立った人がポーズをすることで「叫び」が完成する仕掛けになっている。2025年1月現在、改装工事中で壁の絵は覆われていて見えない。
寄り道散歩 (2025/01/18 10:30)
スイス大使館
東京都港区南麻布五丁目
ノルウェー王国大使館の真向かいにスイス大使館がある。茶色を基調とした落ち着いた雰囲気の建物だ。入り口横にかけられているのはスイスの国章で、赤い盾は主権の象徴、白(銀色)の十字はキリスト教の精神を表している。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:17)
道案内 「有栖川宮記念公園」へ
「有栖川宮記念公園」へ
大通りまで戻り、左折して進む。
信号「愛育病院前」を右折、横断歩道を渡ったら右に進む。(大通りを戻るかたち)
愛育クリニックの前を過ぎ、一本目の道をこえるとすぐ公園の入り口がある。
信号「愛育病院前」を右折、横断歩道を渡ったら右に進む。(大通りを戻るかたち)
愛育クリニックの前を過ぎ、一本目の道をこえるとすぐ公園の入り口がある。
木下坂まで戻ってさらに坂を上がっていく
信号で反対側に渡る
渡ったら右に曲がって坂を少し下る
渡った少し先の左側に有栖川宮記念公園入り口がある
3「有栖川宮(ありすがわのみや)記念公園」大名庭園の面影
東京都港区南麻布五丁目
江戸時代は陸奥盛岡藩南部家の下屋敷だった場所である。明治29(1896)年に有栖川宮御用地となったが、有栖川宮は後継ぎがなかったため大正2(1913)年に途絶えることになる。御用地は高松宮に引き継がれたが、昭和9(1934)年に東京市に下賜され記念公園となった。大名屋敷時代の面影を残す庭園は、池や広場・樹林などが配置され、自然を楽しめる公園になっている。(トイレあり)
寄り道散歩 (2025/01/15 09:18)
道案内 「ドイツ連邦共和国大使館」へ 見どころポイント有り
「都立中央図書館」へ
公園に入って直進する。
池に架かる橋を渡ってさらに直進、遊歩道の坂道を上がる。
左側に図書館の建物がある。左に回り込むように進むと正面入り口がある。
池に架かる橋を渡ってさらに直進、遊歩道の坂道を上がる。
左側に図書館の建物がある。左に回り込むように進むと正面入り口がある。
道なりに進んでいくと左側に白い建物が見えてくる
広場に出たら左に入る
進んで行くと図書館の入り口に出る
b東京都中央図書館
東京都港区南麻布五丁目
昭和48(1973)年に開館した。月2回の休館日(第1木・第3金)以外は基本的に開館している。平日は午後9時が閉館だが、土日祝日は17時30分閉館。本は館内での閲覧のみで貸し出しはしていない(コピーすることは可能)。調べもの相談(レファレンス)があり、知りたいことがある人には有難い。休憩所を兼ねた食堂(5F)も利用できる。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:19)
「有栖川宮熾仁親王騎馬像」へ
図書館を出て右に進む。(来た道を戻るかたち)
広場まで戻ると、左奥に騎馬像が見える。
広場まで戻ると、左奥に騎馬像が見える。
広場まで戻る
広場に出たら左側に有栖川宮熾仁親王騎馬像が見える
c有栖川宮熾仁(たるひと)親王騎馬像
東京都港区南麻布五丁目
有栖川宮家は江戸後期に後陽成天皇の第七皇子である好仁親王を初代として創設された宮家だ。熾仁親王はその第九代当主にあたる。幕末の戊辰戦争で東征大総督として討幕軍を率いた親王は、明治維新後も陸軍軍人として明治天皇を支えた。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:20)
「ドイツ連邦共和国大使館」へ
騎馬像の後方にある出入り口から公園の外に出る。
横断歩道で道を渡り、右方向に坂(南部坂)を下る。
壁の内側がドイツ大使館だ。
横断歩道で道を渡り、右方向に坂(南部坂)を下る。
壁の内側がドイツ大使館だ。
騎馬像の左側から出る
公園を出たら横断歩道を渡って右に曲がる
曲がって少し進むと坂道にそってドイツ大使館の壁が見えてくる
4「ドイツ連邦共和国大使館」南部坂で展覧会
東京都港区南麻布四丁目
西ドイツ大使館としてこの場所に竣工したのは昭和35(1960)年である。この場所は昭和12(1937)年までは、政治家・小泉策太郎の邸宅であった。正門前にある石碑等は小泉邸時代からのものだといわれている。南部坂に面した壁には「壁展覧会」と称して壁画が描かれており、人々の目を楽しませている。2025年1月現在、壁画差し替え中のため見られない。南部坂の由来は有栖川宮記念公園の場所が陸奥盛岡藩南部家の下屋敷だったことに因む。
寄り道散歩 (2023/02/16 04:38)
道案内 「ナショナル麻布」へ
「ナショナル麻布」へ
南部坂を少し下ると、左手にスーパーマーケットがある。
ドイツ大使館前の坂をさらに下っていく
5「ナショナル麻布」外国人御用達のスーパーマーケット
東京都港区南麻布四丁目
外国人の住民が多いこの土地らしく、あまり目にしたことがないような食品・商品が並んでいる。2Fには日用品や文具・本などがあり、こちらも外国製品が多くみられる。お土産になるものが見つかるかもしれない。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:22)
道案内 「フランス大使館」へ 見どころポイント有り
「廣尾稲荷神社」へ
スーパー前の信号を左折して進む。
大通りは右にカーブしているが、まっすぐ続く道の方を進む。
左側に神社が見えてくる。
大通りは右にカーブしているが、まっすぐ続く道の方を進む。
左側に神社が見えてくる。
信号で左に曲がる
ナショナル麻布の横を進む
右には曲がらずそのまままっすぐ進む
しばらく進むと左側に鳥居が見えてくる
d廣尾稲荷神社
東京都港区南麻布四丁目
徳川秀忠が慶長年間に勧請したと伝わる古い神社だ。拝殿は江戸時代後期に建てられたものと伝わる。拝殿の天井に見える墨龍図は、明治の画家・高橋由一が描いたものだ。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:22)
「フランス大使館」へ
神社を過ぎ、さらに直進する。
しばらく直進すると「青木坂」の木柱が立っている十字路に出る。さらに直進する。
左側に大使館がある。
しばらく直進すると「青木坂」の木柱が立っている十字路に出る。さらに直進する。
左側に大使館がある。
神社を出たら左に進む
左側に青木坂の木柱がある十字路を越えてさらに進む
左側にフランス大使館が見えてくる
6「フランス大使館」敷地の広さは大名屋敷2つ分
東京都港区南麻布四丁目
江戸時代は出羽新庄藩戸沢家の下屋敷と摂津麻田藩青木家の下屋敷があった場所だ。大正の初め頃、そこに尾張徳川家の東京本邸が建てられた。その後、昭和6(1931)年に尾張徳川家は目白に移転し、2年後の昭和8(1933)年にフランス大使館が建てられた。現在の建物は平成21(2009)年に竣工したものだ。正面横にあるビザ発給棟の直線的に伸びた庇部分などは、とても斬新なデザインになっている。大使館の奥には大使公邸もあり、敷地全体はとても広い。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:24)
道案内 「ニュー山王ホテル」へ
「ニュー山王ホテル」へ
大使館の前を過ぎて、信号に出たら大通りを右に進む。
右側のビルはセキュリティーがとても厳しい。エントランス前まで行ったら戻るようにする。
右側のビルはセキュリティーがとても厳しい。エントランス前まで行ったら戻るようにする。
大通りまで進んで右に曲がる
右に曲がって進むと右側にニュー山王ホテルが見えてくる
7「ニュー山王ホテル」在日米軍施設
東京都港区南麻布四丁目
ここは、アメリカ軍関係者とアメリカ大使館関係者専用の宿泊施設である。一般の日本人は基本的に立ち入ることができない。敗戦後の日本を統治した連合国軍(進駐軍)は、赤坂にあった山王ホテルを接収して宿泊施設として利用していた。昭和58(1983)年に赤坂の敷地が返還され、その代替えとして建てられたのがこのニュー山王ホテルだ。敷地は外国の領土としての扱いである。警備が厳しいので間近での写真撮影は控えた方がよい。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:24)
道案内 「光林寺」へ
「光林寺」へ
元の道を戻る。先ほど右折してきた信号を越して直進する。
次の信号左側に光林寺がある。
次の信号左側に光林寺がある。
道を戻ってそのまま進む
信号の左側に光林寺の入り口があるので入る
8「光林寺」幕末の外交に関わった人物が眠る
東京都港区南麻布四丁目
麻布市兵衛町に創建されたのは延宝6(1678)年、元禄7(1694)年にここに移転してきた臨済宗の寺だ。幕末のアメリカ公使館通訳兼秘書ヒュースケンとイギリス公使館通訳伝吉の墓があることでも知られる。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:26)
道案内 「新坂」へ 見どころポイント有り
「ヒュースケンの墓」へ
門を入り本堂の前まで行く。
本堂を右に回り込み、寺裏の墓域に続く細い道を進む。
しばらくまっすぐ進み、突き当たる二本手前を右に入る。
奥に進むとヒュースケンの墓がある。
本堂を右に回り込み、寺裏の墓域に続く細い道を進む。
しばらくまっすぐ進み、突き当たる二本手前を右に入る。
奥に進むとヒュースケンの墓がある。
光林寺の入り口に道順が貼ってある
光林寺を入って右に進む
左に曲がってそのまま進んで行く
奥から2本目に入って奥まで進む
eヒュースケンの墓
東京都港区南麻布四丁目
ヒュースケンは麻布の善福寺に置かれたアメリカ公使館を拠点に通訳として活躍した人物だ。安政3(1856)年に初代アメリカ公使となるハリスと共に来日した。万延1(1860)年12月、出先から善福寺に帰る途中、古川に架かる「中の橋」近くで攘夷派の武士に襲われ命を落とした。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:27)
「伝吉の墓」へ
ヒュースケンの墓の一列前、右側に伝吉の墓がある。
ヒュースケンの墓の左斜め後ろに伝吉の墓がある
f伝吉の墓
東京都港区南麻布四丁目
嘉永3(1850)年、伝吉は栄力丸の船員として江戸から大阪へ向かう途中で遭難する。幸運にも17人の乗組員と共にアメリカ船に救助され、約2年間サンフランシスコに滞在した。その後はアメリカ・香港・上海を行き来し、香港でイギリス外交官オールコックに通訳として雇われて安政6(1859)年に帰国する。帰国後はイギリス公使館のあった高輪の東禅寺に滞在していたが、洋装で英語を話す姿は攘夷派の武士に目を付けられ、東禅寺の近くで襲われ命を落とした。墓には英文で「DAN-KUTCI」と刻まれている。(伝吉=ダンケッチになったのだろう)
寄り道散歩 (2025/01/15 09:28)
「新坂」へ
通路を戻り、光林寺の門を出る。
大通りを左に進む。
二本目の道を左折し、坂道を上がる。(新坂の木柱がある)
大通りを左に進む。
二本目の道を左折し、坂道を上がる。(新坂の木柱がある)
戻って大通りを左に
左に曲がったら進む
左に曲がると新坂の木柱がある
9「新坂」古くからあるのに新坂
東京都港区南麻布三丁目
この坂は江戸時代からある古い坂道だ。当時は坂の途中でカギ型に曲がっていたようだが、明治になってから現在のような道筋に改修されたらしい。そのため新坂と呼ばれるようになったと思われる。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:29)
道案内 「欧州連合(EU)代表部」へ 見どころポイント有り
「フランス大使公邸の塀」へ
新坂を上る。
左側に高くそびえるコンクリートの擁壁があり、そのすぐ先に左に入る道があるので曲がる。
突き当りを左折し、次を右折して進んでいく。
左側に古い塀が見えてくる。
左側に高くそびえるコンクリートの擁壁があり、そのすぐ先に左に入る道があるので曲がる。
突き当りを左折し、次を右折して進んでいく。
左側に古い塀が見えてくる。
坂を上がって壁が終わる所で左に曲がる
曲がって進む
突き当たりを左に曲がる
左に曲がった次の角を右に曲がって進む
gフランス大使公邸の塀
東京都港区南麻布四丁目
この塀の向こうがフランス大使公邸だ。フランス大使館の敷地は大変広く、⑥通過時に見た入り口は大使館事務棟の正面玄関であり、こちら側には大使公邸に続く門がある。この古い塀は、徳川邸時代のものか、大使館建設時のものかはよくわからない。しかし、人通りも少ないこの裏道で時代が移り変わるのを見てきたことは確かだろう。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:31)
「欧州連合(EU)代表部」へ
塀に沿って大使公邸の門まで進む。
「青木坂」と書かれた木柱が立っているが、坂道は下らずに右に進む。
突き当たりの変則丁字路を右に曲がり進む。
左側に大きな建物が見える。
「青木坂」と書かれた木柱が立っているが、坂道は下らずに右に進む。
突き当たりの変則丁字路を右に曲がり進む。
左側に大きな建物が見える。
青木坂の木柱がある手前で右に曲がる
曲がって進む
右に曲がって進む
曲がると左前方に欧州連合代表部の建物が見えてくる
10「欧州連合(EU)代表部」銅板を貼りめぐらせた外壁
東京都港区南麻布四丁目
茶色のビルが「欧州連合(EU)代表部」ヨーロッパハウスとよばれる建物だ。つまりはEU大使館である。平成23(2011)年に竣工したもので、窓が飛び出しているデザインが特徴である。ビル全体がブロンズ銅板で覆われ、時代を経ると色が少しずつ変化するといわれている。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:32)
道案内 「パキスタン・イスラム共和国大使館」へ
「パキスタン・イスラム共和国大使館」へ
EU大使館の隣、白いビルがパキスタン大使館だ。
大使館角の十字路を左折し、正門前に進む。
大使館角の十字路を左折し、正門前に進む。
欧州連合代表部前をそのまま進む
左に曲がって少し進むと正門前
11「パキスタン・イスラム共和国大使館」イスラム風でないところが斬新
東京都港区南麻布四丁目
白のコントラストを強調したデザインが特徴的だ。南面の外壁パネルが不連続パターンになっているところもおもしろい。正門の内側にはパキスタンの雄大な自然写真が掛けられている。パキスタン大使館は元麻布にある西町インターナショナルスクールの近くにあったが、平成20(2008)年にこのビルが完成し移転してきた。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:33)
道案内 「フィンランド大使館」へ 見どころポイント有り
「アルジェリア大使公邸」へ
パキスタン大使館のすぐ隣がアルジェリア大使公邸だ。
大使館前をそのまま進む、道を挟んだ右側はフィンランド大使館
hアルジェリア民主人民共和国大使公邸
東京都港区南麻布四丁目
大使館は目黒区の三田にあり(茶屋坂の近く)、ここは大使が住む公邸である。窓の形やタイルの装飾などはイスラム風のデザインが施されている。隣のパキスタン大使館と対照的だ。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:34)
「フィンランド大使館」へ
道の反対側にある建物がフィンランド大使館だ。和風の塀が特徴的である。
道の反対側に渡るとフィンランド大使館
12「フィンランド大使館」塀が和風な石垣なのはなぜ?
東京都港区南麻布三丁目
石垣と塀の謎はこの場所の歴史と関わっている。大正の頃、ここは五摂家のひとつ鷹司(たかつかさ)家の邸宅だった。その後、所有者が変わり、昭和31(1956)年に土地と建物を所有していた国土計画興行が「麻布プリンスホテル」として営業を開始した。元の建物を活用した和風モダンなホテルだったそうである。その後、六本木にあったフィンランド大使館の土地と、この土地とを等価交換する交渉がまとまり、昭和58(1983)年にフィンランド大使館が建てられた。おそらく鷹司家の頃からあった和風の塀がそのまま残されていると思われる。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:34)
道案内 「釣堀坂」へ 見どころポイント有り
木柱を過ぎて二本目の横道を右に入ると下りの坂道がある。
「衆楽園跡」へ
元の十字路まで戻り左折して進む。
直進し、阿衡(あこう)坂を下る。
下りきったところにある横断歩道の先を右折し、路地を進む。
突き当りまで行くと奥に池が見える。
直進し、阿衡(あこう)坂を下る。
下りきったところにある横断歩道の先を右折し、路地を進む。
突き当りまで行くと奥に池が見える。
フィンランド大使館の石垣を左側に見つつ戻って石垣に沿って左に曲がり直進する
左に曲がって直進すると坂道になる
坂を下った所で右に曲がる
右に曲がったら突き当たりまで進む
i衆楽園跡
東京都港区南麻布三丁目
ここには平成30(2018)年まで衆楽園という釣り堀があった。このあたりは谷間になっていて昔は湧き水があったようだが、近年は地下水をくみ上げて釣り堀に入れていたという。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:35)
「薬園坂」へ
来た道を戻り、横断歩道のところを右折する。
奴坂の上りを進む。
突き当りを右折する。(突き当り角の本村公園にトイレあり)
道が二手に分かれる場所に出る。「薬園坂」の木柱が立っている方を直進する。
奴坂の上りを進む。
突き当りを右折する。(突き当り角の本村公園にトイレあり)
道が二手に分かれる場所に出る。「薬園坂」の木柱が立っている方を直進する。
戻ったら右に曲がって坂道を上がっていく
突き当たりで右に曲がって進む
曲がったらまっすぐ進む
しばらく進むと道が分かれているので右側の坂道を下る
「釣堀坂」へ
木柱を過ぎて二本目の横道を右に入ると下りの坂道がある。
坂道を少し下る
釣堀坂への入り口
13「釣堀坂」ノスタルジックな雰囲気
東京都港区南麻布三丁目
坂を下った場所は谷地になっていて、戦前には「一竿園」、最近までは「衆楽園」という釣り堀があった。江戸時代この周辺は旗本小出家と常陸土浦藩土屋家の下屋敷になっていて、谷の地形を生かした庭園や池があったものと思われる。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:36)
道案内 「イランイスラム共和国大使館」へ 見どころポイント有り
「本村町貝塚」へ
坂下の左側、2棟のマンションの間を抜けて道に出る。
右折し、坂になっている道を進む。
突き当りの左側崖斜面に「本村町貝塚」の説明版がある。
右折し、坂になっている道を進む。
突き当りの左側崖斜面に「本村町貝塚」の説明版がある。
坂の一番下で左側に入る
抜けたら右の坂道を上がる
坂道をまっすぐ進む
坂道をあがってさらに進んだ突き当たりが貝塚
j本村町(ほんむらちょう)貝塚
東京都港区南麻布三丁目
縄文時代、海がこの辺りまで入り込んでいたという。海の恵みは縄文人の食生活を潤していたに違いない。本来の貝塚は崖の広範囲に及んでいたというが、開発によって多くが失われ確認できるのはこの周辺だけらしい。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:37)
「イランイスラム共和国大使館」へ
説明版の前を道なりに進み、階段を下りたら右に回り込んで道路に出る。
出たら左に進むと、先ほどの薬園坂に突き当たる。
右折すると大使館の塀が写真パネルで装飾されているのが見える。
出たら左に進むと、先ほどの薬園坂に突き当たる。
右折すると大使館の塀が写真パネルで装飾されているのが見える。
貝塚の説明板の先にある階段を下りる
下りたら建物の右側を通って建物の裏側に
出た先の道を左に曲がって進む
しばらく進むと薬園坂に出るので右に曲がる
14「イランイスラム共和国大使館」薬園坂で写真展
東京都港区南麻布三丁目
現在の建物は平成16(2004)年に竣工したものである。白を基調とし、ガラス部分の広い明るい建物になっている。道路に面した壁面には、イランの様々な風景写真が額装されたように展示されており通行する人の目を楽しませている。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:38)
道案内 「オーストラリア大使館」へ 見どころポイント有り
「看板建築」へ
そのまま坂を下り、イランイスラム大使館のエントランスがある十字路まで進む。
十字路を左折するかたちで、細い通路に入る。
道なりにしばらく直進する。
「絶江坂」の木柱の立っている十字路に出たら、さらに直進方向に進む。
道なりに直進して喰い違い十字路に出ると、その前方左側に看板建築がある。
十字路を左折するかたちで、細い通路に入る。
道なりにしばらく直進する。
「絶江坂」の木柱の立っている十字路に出たら、さらに直進方向に進む。
道なりに直進して喰い違い十字路に出ると、その前方左側に看板建築がある。
薬園坂の木柱の反対側に細い路地がある
路地に入って進む
絶江坂の木柱がある十字路をそのまま直進する
十字路の少し先の左側に看板建築がある
k看板建築
東京都港区南麻布二丁目
正面に「松本金属」と掲げられたこの建物は、かつて町工場だったと思われる。戦前から南麻布・白金の古川沿いには機械製作・金属加工・メッキなどの中小の工場が集まっていた。戦後になって工場は減っていき、住宅へと変わってきている。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:39)
「南麻布新堀児童遊園」へ
さらに直進し、右側4本目を右折して進む。(途中の南麻布新堀児童遊園にトイレあり)
看板建築の前の道を進む
左側にナチュラルローソンがある十字路を右に曲がる
曲がったらまっすぐ進むと右側に公園が見えてくる
南麻布新堀児童遊園
「南麻布一丁目児童遊園橋」へ
信号に出たら、大通りを渡って左に進む。
歩道橋の右側を進み、横断歩道を渡って左に進む。
少し先、右側に「南麻布一丁目児童遊園」があるので入る。
奥に歩行者専用の橋がある。
歩道橋の右側を進み、横断歩道を渡って左に進む。
少し先、右側に「南麻布一丁目児童遊園」があるので入る。
奥に歩行者専用の橋がある。
公園を越えて大通りまで出たら反対側に渡る
渡ったら左に進み歩道橋の右側の横断歩道を渡る
渡ったら左に進む
しばらく進むと南麻布一丁目児童遊園が見えてくる
l南麻布一丁目児童遊園橋
東京都港区南麻布一丁目
古川に架かる小さな橋だ。この橋のおかげで二の橋や三の橋までまわらずに麻布方面と三田方面を行き来することができる。住民にとっては便利な橋である。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:40)
「オーストラリア大使館」へ
橋を渡って直進する。
突き当り手前を道なりに右に曲がる。
道なりに進むと、右手に見えるのは慶應義塾の綱町グラウンドだ。
突き当りを左に曲がり、坂を上がる。道の右側は綱町三井倶楽部の敷地だ。
さらに進むと、左側はオーストラリア大使館の敷地になる。
信号のある十字路を左折して進む。
すぐ先に大使館の正門がある。
突き当り手前を道なりに右に曲がる。
道なりに進むと、右手に見えるのは慶應義塾の綱町グラウンドだ。
突き当りを左に曲がり、坂を上がる。道の右側は綱町三井倶楽部の敷地だ。
さらに進むと、左側はオーストラリア大使館の敷地になる。
信号のある十字路を左折して進む。
すぐ先に大使館の正門がある。
橋を渡ってまっすぐ進む
突き当たりの手前で右に曲がって道なりに進んでいく
突き当たりで左に曲がる
左に曲がったら坂道を上がっていくと左にオーストラリア大使館が見えてくる
15「オーストラリア大使館」らしさを感じる正面ゲート
東京都港区三田二丁目
江戸後期は日向砂土原藩島津家と丹波柏原(かいばら)藩織田家のあった場所である。明治になって蜂須賀侯爵家が邸宅を構え、昭和15(1940)年にその蜂須賀邸を借用するかたちでオーストラリア公使館が設置された。そして昭和27(1952)年に敷地と屋敷を購入し、正式に大使館となった。現在の建物は平成2(1990)年にできたものである。建物の外壁をアルミで仕上げたモダンな建築だ。正面上部にはカンガルーとエミューのオブジェが飾られている。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:41)
道案内 「麻布十番駅」へ 見どころポイント有り
「三田共用会議所」へ
大使館前を直進すると、左に重厚な建物がある。
オーストラリア大使館の隣が三田共用会議所
m三田共用会議所
東京都港区三田二丁目
日本の省庁が共同で使用する目的で建てられた会議場だ。かつてここには渋沢栄一の邸宅があり、昭和21(1946)年に渋沢の子孫から税金の物納というかたちで国に納められた。現在の建物は平成3(1995)年に建て替えられたものだ。
寄り道散歩 (2025/01/15 09:42)
「麻布十番駅」へ
そのまま道を直進する。
日向(ひゅうが)坂の下り道を進む。
信号「二の橋」で大通りを右に進む。
次の信号の先に、地下鉄の駅入り口がある。
日向(ひゅうが)坂の下り道を進む。
信号「二の橋」で大通りを右に進む。
次の信号の先に、地下鉄の駅入り口がある。
日向坂を下る
交差点で右に曲がって横断歩道を渡る
横断歩道を渡ったらまっすぐ進む
前方に地下鉄の駅入り口が見えてくる
16東京メトロ南北線「麻布十番駅」
東京都港区麻布十番四丁目
出入り口2
東京メトロ南北線「麻布十番駅」
都営大江戸線「麻布十番駅」
東京メトロ南北線「麻布十番駅」
都営大江戸線「麻布十番駅」
寄り道散歩 (2025/01/15 10:59)